Before (改善前)

電装図面の場合、図面上に記載されている型式を確認して配線やチェック作業を行います。そのため、装置組み立て時における配線作業際やお客様先でのメンテナンスの際には、方向性やコネクタの種類を間違えるといったことが発生します。特に外注先など、図面のみで情報のやり取りをする場合には発生しやすいミスといえます。

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After (改善後)

当社では、組立作業やメンテナンス作業において、エラーが発生しやすい箇所には目視でコネクタの種類/方向が判断できるように図面を書き換えています。例えばオス・メスが分かるようにすることで組立の際の間違いを防止することが可能となり、作業性を向上させることが可能です。

POINT(要約)

2次元のCAD図を確認した際に、”誰が”見ても同じ情報が伝わるように設計をすることで、作業性は向上します。例えば、型式確認+目視の確認は設計上の手間は増えてしまいますが、配線ミス低減や作業効率アップなど、後工程を考慮した場合にはトータルでの効果が発揮できるため、リードタイム短縮・コストダウンにも寄与する場合があります。