用語解説

レーザーマーク装置とは、レーザー光を照射することによって対象物の表面を加工し、ロゴや商品名、シリアル番号など文字や図柄を記載する、レーザーマーキングという加工をほどこす為のの装置を指します。

このレーザーマーク装置は、様々な用途で使用されることがあり、プリント配線基板指定された位置にコードや文字を印字する際にも使用されています。

具体的に加工物の表面にレーザーマーキングを行う方法としては、

①対象物の表面の塗装やメッキを剥離する印刷面剥離

②表面を削る表面剥離

③化学変化によって変色させる発色

という、3種類があります。これらを対象物に最適な手法を検討し、提案を行います。さらに、この手法だけでなく、レーザーマーキングを行う際のレーザーにも3つの種類(CO2レーザー・YVO4レーザー・YAGレーザー)があるので、対象物の材質や加工方法によって使い分ける必要があり、その選定を行う点に設計者・エンジニアのノウハウがあると言えます。

さらに、このレーザーマーキングを行う”レーザーマーク装置”にもバリエーションがあります。このバリエーションは、装置に加工対象となるワークを度どのように搬送するのか?や、ワークに対しての加工対象面などによりカスタマイズをするもので、手前から奥流れるY軸スライド方式、左右に流れるX軸スライド方式や、シート上に印刷するシートプリンター方式やコンベアに後付けするインライン方式など一般的なレーザーマーク装置という視点で見ても多岐に渡ります。

自動機・省人化装置マイスター.comでも、半導体向け・電子部品向け等、レーザーマーキング装置を納品した業界としてはその実績は多岐に渡ります。例えば、家電用品向けに納品したレーザーマーク装置であれば、レーザーマーカーを2基搭載しておりハイスピードのマーキング処理が可能となっています。本装置は、スタンドアローン装置として手作業での投入も可能であり、インラインん装置としてラインに組み込んで、ワーク供給・排出含め完全自動化もすることができます。

【実際の装置事例はこちら】 https://bit.ly/2XRUTXZ