用語解説
ハンドラー装置とは、半導体デバイスを性能評価や良否判定をするために使用する搬送装置のことです。
ICハンドラ、ハンドラ、とも呼ばれます。
一般的には、下記工程を経ます。
【工程手順】
① パーツフィーダ、あるいはリニアフィーダにより自動供給
② 画像アライメントなどによって、端子部とソケットピンの位置ずれを補正
③ レーザマーキング、電気特性測定に搬送し、良品判定をする。
④ 良品は設定温度まで加熱し、各種電気的特性を測定
⑤ キャリアテープにてテーピング収納
以上のように、ハンドラーは半導体デバイスに用いられる装置ですが、自動車・産業機械・医療・食品など、他業界でも活用できる技術になります。
半導体はサブミクロンオーダーでの高いハンドリング精度が求められますので、他業界での技術活用によって高精度の搬送、及び自動化を実現できます。
詳しくは当社のハンドブックをご覧ください。